いけちゃんの悪戯

日々のことをツラツラと綴るブログ

2019年上半期に読んで印象に残った本ベスト5

2019年もあっという間に半年が過ぎてしまいました。最近はなかなか本を読み進めることができていないのだけど、区切りが良いのでとりあえず上半期に読んで印象に残った本をまとめてみる。今年は小説だけでなく、エッセイをたくさん読み始めた年なので例年よ…

「何者」にもならなくていい、と最近思うようになったことについて

少し前の話だが、朝井リョウ原作の『何者』が話題になった。これは就活中の大学生が、就職という一つの選択を迫られるなかで自分とは何か、自分は何者になれるのだろうかという不安にあえぐ姿が描かれていると思う。 ただ、自分が何者なのか。もしくは果たし…

自分の世界を広げる方法

前回のエントリでセネカの「運命を無視すること」について少し触れたのだけど、それについて、もう少し書いておこうと思う。運命を無視するとあるが、逆に「運命を無視しない」状態とは一体どういう状態だろうか。僕はそれは端的に述べると周囲に流されるこ…

自由のために、運命を無視することについて

人は誰しもこの世に生を受けたならば、幸せに生きたいという願望があるはずだ。もちろん、幸せのカタチというものは人それぞれ千差万別なものであり、「これこそが唯一無二の幸福だ!」と言えるものは僕にはちょっと思い浮かばない。と、それと同時に唯一無…

エッセイと生活と。

今年に入ってからというもの、例年に比べてエッセイをよく読むようになった。それは辺境探検家・作家の高野秀行さんの作品であったり、村上春樹の旅行記とかだったりするんだけど、物語と違ってエッセイはその人本人の実体験から生まれた言葉たちなので、読…

【感想】映画『愛がなんだ』を観て。

私を捉えて離さないものは、たぶん恋ではない。きっと愛でもないのだろう。私の抱えている執着の正体が、いったいなんなのかわからない。けれどそんなことは、もうとっくにどうでもよくなっている。 先日、東京に行ったついでに今泉力哉監督『愛がなんだ』を…

19世紀末は芸術パラダイスだったのか | 「クリムト展」に見る生活とデザイン精神

先日、少し用事があって東京に行ってきたのですが、そのついでと言ってはなんですが東京都美術館で絶賛開催中の「クリムト展 − ウィーンと日本1900」にようやく行くことができました。 このクリムト展、かなり人気の企画展でして美術館自体は朝9:30からオー…