いけちゃんの悪戯

日々のことをツラツラと綴るブログ

19世紀末は芸術パラダイスだったのか | 「クリムト展」に見る生活とデザイン精神

先日、少し用事があって東京に行ってきたのですが、そのついでと言ってはなんですが東京都美術館で絶賛開催中の「クリムト展 − ウィーンと日本1900」にようやく行くことができました。 このクリムト展、かなり人気の企画展でして美術館自体は朝9:30からオー…

生きることはバラで飾らねばならない|人生に趣味は必要か?

先日、同じ社内の人と話していて気になったことがあったんだけど、それは「趣味がない」ということである。僕ではない。その同じ会社の人が「趣味がなくて困っている」というのだ。僕が「どうして趣味がなくて困ってるんですか?」と返すと、「だって、仕事…

感性はどこからやってくる?

ある小説を久しぶりに読み返してみると、以前読んだときとは異なる感じ方をするものだ。毎年夏休みになるとテレビの金曜ロードショーとかでジブリ作品が再放送されるが、それらを観る度に感じ方が変わるのとどこか似ている。使い古された表現だけど、読書(…

村上春樹『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』を読んだら、無性にアイラ島へ行きたくなった話

英語で「pilgrimage(ピルグリメイジ)」という言葉がある。日本語にすると「巡礼の旅、聖地巡礼」という意味になる。巡礼者はもちろん「pilgrimager(ピルグリメイジャー)である。この「pilgrimage」という語感だが、なかなかどうして、魅力的な響きを持ってい…

見える傷、見えない傷。あるいは、竹内万里子『沈黙とイメージ ー写真をめぐるエッセイ』

実際に写真を見るという行為は、夜空の星をまなざすことに、どこか似ている。 上の引用は写真評論家である竹内万里子さんのエッセイ『沈黙とイメージ ー写真をめぐるエッセイ』から。この竹内さんというお方は、前回のエントリでもほんの少しだけ触れたのだ…

【カンボジア/2】無限のわからなさのままにどう向き合うか

カンボジア旅行途中報告です。シェムリアップからバンに揺られること5時間、首都プノンペンに到着しました。どうでもいいですが、実は海外を飛行機や列車以外の方法で長時間移動するという経験がなく、けっこうギリギリまで飛行機を使うか迷っていたのですが…

【カンボジア/1】クメールとの邂逅を果たす

ここ数日の日記です。 仕事がひと段落し、ようやく長期休暇に突入しました。すなわち以前から公言していたカンボジア/ベトナム旅行の始まりということです。仕事が終わってすぐ空港へ。およそ2年ぶりの海外渡航です。 2019/04/05 . フライト中に考える / 太…